■沖縄最高峰の与那覇岳登山

足を踏み入れた瞬間「やんばるの森」を体感できる

 やんばる地域の核心部に位置する与那覇岳(よなはだけ)は、沖縄本島最高峰の山である。最高峰といっても標高はわずか503mと低山クラスなので、初心者でもハイキング気分で登ることが可能だ。

 やんばるの森の魅力は、なんといっても自然の豊かさだと言える。登山口に足を踏み入れた瞬間から、「やんばるの森」を肌で感じることができる。まるで日本ではないような環境で、いつもと違った登山を楽しむことが可能だ。

滑りやすい道があるので要注意だ

 頂上までのコースに沿いには沢がいくつかあるため、途中に濡れた道が出現する可能性がある。標高が低いからといって過信せず、一歩一歩気をつけながら着実に歩みを進めていこう。ゆっくり歩くと、国の天然記念物でもある亀「リュウキュウヤマガメ」や、絶滅危惧種にも指定されている「イボイモリ」などといった生き物を見つけられるかもしれない。

 与那覇岳の頂上までは片道約1時間半。頂上についても草木に囲まれているため景色を楽しむことはできないが、日本ではあまり見られない亜熱帯ならではの自然の数々を堪能しよう。

■道中も楽しめるやんばる地方

車道ですら豊かな自然が広がる

 やんばるの魅力は山や川だけではない。目的地に向かうまでの車道ですら豊かな自然に囲まれている。運が良ければ、絶滅危惧種であるヤンバルクイナの鳴き声を聞けるかもしれない。やんばるに訪れる際は、アクティビティだけでなく、その道中もぜひ楽しんでほしい。