■パセコストーブの特徴

パセコストーブの「WKH-3100G」。見た目はアルパカにそっくり

 愛嬌のある外観もそうだが、一番の特徴は価格。2万円以上する石油ストーブのなかでWKH-3100Gは税込で1万9600円と群を抜いて安く、インパクト大である。専用のケースも販売されているが、セットで購入しても2万5000円ほど。それでもアルパカより安い。

 こんなに安いと少し心配になるが、データを元にWKH-3100Gとアルパカを比較する。

■アルパカとデータ比較

価格:3万2890円(税込)
カラー:ブラック、オリーブ
コンパクトなのに火力が強くて暖かい。タンクが二重タンクになっているので安心。

 

暖房出力はアルパカと全く同じだが、注目すべき大きな違いが5つある。

•タンク容量:パセコの方が1.6ℓも多い。
•燃焼時間:タンクが大きいため、パセコが約8時間長いので圧勝。
•重量:タンクが大きいが1.3kgとパセコのほうが軽い。
•サイズ:直径はほぼ同じ。高さはパセコがかなり高く、アルパカの方がコンパクト。
•価格:一番気になる価格はパセコの圧勝。1万円以上も安い。

 こうして比較してみると、パセコのほうが優れてるように見えるが、CAMP-25、WHK-3100G共に、日本ではJHIA認証未取得のため、室内での使用は禁止されている。

 アルパカは室内での使用は可能だが、パセコは室外専用となるので注意が必要だ。アルパカ、パセコ共に自動消火機能は搭載。地震などの振動に対して自動で消火される。