■釣り方は投げて巻くだけ!

投げて巻くだけで釣れてしまったカンパチの子ども

 ルアーを使った釣りと聞くと、投げてからさまざまなアクションを付けながらおこなうイメージがあると思う。ジグサビキも金属製のルアー・ジグを使用する釣りだが、難しいアクションは必要なく、投げてジグが底についたらただ巻くだけ(釣り界隈では「ただ巻き」と呼ばれる)で初心者でもすぐに慣れる釣りだ。

 ただ巻くだけだが、投げて底に落とし、その場から手元にジグが戻ってくるまで釣れる可能性があることから、サビキ釣りよりも広い範囲を探ることができるため釣果もよい。

エサがなくとも堤防の壁付近でアジが釣れるジグサビキ

 また、仕掛けを投げずに堤防の壁付近に落としておこなうサビキ釣りのように、ジグをただ落として上下にしゃくるだけでも釣ることができる。

ジグサビキで釣れたホウボウ。クジャクのように綺麗なヒレが特徴な魚

 ジグサビキは釣れる魚種が多いのも大きな魅力だ。アジ、サバ、イワシなどのサビキ釣りのメインターゲットはもちろん、当記事でも紹介したヒラメやカンパチの子ども、ホウボウなど、堤防からでも色々な魚種を釣ることができる。