冬の北海道観光の目玉の一つと言えば「流氷」。1月下旬から3月頃、北海道でもオホーツク海沿岸でしか見られない貴重な冬の風物詩となっている。

 そして、そんな珍しい風景を見ながらウィンタースポーツを楽しめるのが紋別(もんべつ)市内にある紋別市営大山スキー場だ。今回はそんな流氷の紹介とともに、一度は訪れてみたい紋別市営大山スキー場の詳細を紹介する。

■北半球で最も南にある紋別の流氷

スキー場から車で5分程度移動するだけでこの絶景が広がっている(写真提供:SNOW Freaks)

 そもそも「流氷」とは、海水が凍ってできる氷で、動くものを指す。また、海水が凍った氷は「海氷」と呼ばれている。オホーツク海で見られる海氷は、北から流れて来るものであるため、すべて「流氷」と表現されている。

 海氷は北極、南極とでは当たり前のように広がる光景であるが、オホーツク海沿岸は北緯44度に位置し、流氷の到着地としては北半球の南限となる。北海道では冬になると辺り一面が雪景色へと変化するが、流氷が見られるのはこのオホーツク海沿岸のみで、貴重な光景だと言える。

 流氷は-1.8℃で海水が結晶となる「氷晶」からスタートし、どんどん大きくなり最終的に「一年氷」と呼ばれる厚さ30cm以上の氷に成長する。11月頃にシベリア沿岸から旅立ち、数か月かけてオホーツク沿岸に到着する。まさに自然が作り出す造形美だ。