日陰を作り、風を防ぎ、プライベートな空間を作り出してくれる布製の屋根「タープ」はキャンプサイトの雰囲気作りにも欠かせない。便利&おしゃれなタープは、テントの次に揃えておきたいアイテムだ。
タープには多くの種類があり、どれを買えばいいのかと迷ってしまう方も多いのではないだろうか。そこで今回は主な4種類、「ヘキサタープ」「レクタタープ」「ウィングタープ」「スクリーンタープ」について紹介したい。
■日陰が広い! 長方形「レクタタープ」
シンプルな長方形の布地でできている「レクタタープ」は、中央部に長めのメインポール2本を立て、四隅には短めのサイドポール4本を立てる、もしくは四隅にロープを張って立てるのが一般的で、日陰面積が広くとれるのが特徴だ。
四隅にポールを立てればサイドの高さが出るため、開放感抜群の居住空間を作ることができる。ポールの長さを変えたり、ロープの張り方を工夫して水はけをよくしたりとアレンジも可能。ポールが6本と多いため安定感があるのも利点だが、一方で収納サイズが大きく、重量もあり、複数人いないと設営が難しいというデメリットがある。大人数での使用に人気のタープだ。
■美しい形&アレンジ自在で人気! 六角形「ヘキサタープ」
六角形(ヘキサゴン)の布地でできている「ヘキサタープ」は、頂点2か所にポールを立て、その他の頂点にはロープを使って張るのが一般的だ。
レクタタープに比べ日陰面積は少ないが、ポールが2本で済むため1人でも設営でき、さまざまな形にアレンジ可能なのがヘキサタープの利点だ。また、張り姿がスタイリッシュで美しいことも人気の理由となっている。