■釣り場として復活! 人気の屈斜路湖

 北海道・道東エリアの湖と森が織りなす自然のただなか。全国第6位の面積、カルデラ湖としては最大の規模を誇るのが屈斜路湖である。年間を通じて風光明媚な景色を楽しめ、釣り人に限らず観光にも人気の湖だ。

 現在は釣り場としても有名だが、1938年の屈斜路湖地震により湖水が酸性化してしまい、魚が棲めない湖になったことがあった。地元弟子屈町や釣り人有志たちによる放流事業などによりふたたび魚類が生息するようになった。コバルトブルーの湖と湖畔の森、美しい魚たちに魅了された釣り人も多い。

オスは凶悪なほど迫力のある顔つきに変わる

 全域でキャッチアンドリリースが推奨されており、管理されていないエリアだからこそ、環境保全とともにマナーよく釣りをするようにしたい。