■そのほかにも守ってほしいキャンプマナーの基本

キャンプ場は皆で綺麗に使うのが当然。共同スペースならなおさら気をつけよう

 焚き火だけでなくキャンパー全員が気持ちよくキャンプを楽しむために、以下のマナーにも気をつけてほしい。

●1. キャンプ場のルールに従ってゴミを捨てる

 キャンパーによるゴミの不法投棄も問題視されていることの一つ。その場で発生したゴミだけでなく、中にはキャンプ道具をそのまま放置して帰るケースも報告されている。そんなことにはならないように、事前にキャンプ場のゴミ出しのルールを確認し、遵守していただきたい。

●2. 騒ぎ過ぎない

 特に夜間や早朝などは、静かに過ごしたいと思っているほかのキャンパーや、眠っている人の妨げにならないように騒音を控えよう。仲間と一緒でテンションが上がるのは分かるが、キャンプを楽しんでいるのは自分たちだけではない。

●3. 共同スペースを汚さない

 炊事場やトイレなど、キャンプ場の共同スペースを綺麗に使おう。汚してしまったら、次に使う人のことを考えてちゃんと元のように綺麗にしておくこと。それだけでなく、長時間独り占めするようなことも避けよう。キャンプ場での新型コロナウイルス感染も起きているので、屋外ではあるものの共有スペースではマスクの着用を心がけたい。

 

 せっかく楽しむためにキャンプに来たのに、マナー違反をしてほかキャンパーから怒られるようなことがあってはもったいない。最低限のマナーは把握して、周りの迷惑にならないように心がけてほしい。

 アウトドアレジャーはいかに自然環境と共存していくかが課題になる。郷に入れば郷に従う、キャンパーへの道の第一歩はマナーを守ることからだ。