■ペットボトル&懐中電灯で、オリジナルランタン作り

携帯のライトを使った「ランタン」

 懐中電灯や携帯のライトの上に水の入ったペットボトルを置くとランタンのように使うことができる。これは防災時のアイデアとして警視庁のホームページでも紹介されている方法で、ペットボトルに差し込んだ光が乱反射して周囲を照らしてくれる。ペットボトルの代わりに洋酒などの瓶を置くと、オシャレな雰囲気になる。火を使わず安全なので、おうちキャンプでも楽しめる節約術だ。

■薪拾いから始める焚き火! 宝探し気分の燃料現地調達

乾いた松ぼっくりや枝を使えば、着火剤なしでもスムーズに火が育っていく

 着火剤や焚き付けなど、焚き火の燃料を現地調達してみよう。荷物、出費を減らせるうえ、使えそうな木を探して森の中を歩くのは宝探しのようで楽しい。松ぼっくりは火持ちがよいため着火剤代わりに使える。また、杉の葉やシラカバの皮、ススキ、枯れ葉なども良い火口(ほくち)となる。それらの上に細い枝から太い枝と順番に積み上げれば、焚き火の準備が完了。

 スムーズに火を大きくするために、燃料はきちんと乾いているものを選ぼう。松ぼっくりは大きく開いているのが乾いている証拠だ。枝は折った時に「パキッ」と乾いた音のするものがいい。落ちている枝が湿っぽいときは木の枝に引っかかっている枯れ枝を探してみるのもおすすめ。地面についているものより、乾いている可能性が高い。ただし、枝拾いなどがNGな場所もあるので確認のうえ行うようにしたい。

タープポールも現地調達の「ブルーシート」タープ

 アウトドアメーカーのキャンプ用品を買い揃えるのも楽しいが、代用品を使った「節約キャンプ」もひと味違った楽しさがある。初めてギアを買う前にお試しで使ってみるのもおすすめだ。無理なく楽しめる節約アイデア、ぜひ試してみてほしい。