■フライパンひとつで本格的なパスタ料理ができる!
●1. ベーコンは焦げる直前がベスト! カリカリまで炒める
まずはオリーブオイルを入れ、フライパンの温度が上がらないうちにベーコンを炒め始める。最初は強火、パチパチ音がしてきたら弱火にして、じっくり火を入れよう。強火のまま炒めてしまうと、ベーコンの中心が半生になり食感が悪くなるので注意が必要。多少「焦げたかな?」と感じるほどでちょうどよいだろう。
●2. 水を入れ強火、沸いてからパスタを入れる
ベーコンを炒め終わったら、水と塩を加え強火で沸かす。沸いてからパスタを半分に折って投入。パスタを水の中に入れるように菜箸で軽く混ぜ、火加減は弱火〜中火へ。
徐々に水分が減ってくるので、パスタ同士がくっつかないようにときどき混ぜる。
●3. 水分がなくなったら牛乳を加え「ふつふつ」状態をキープ
3分ほど経過し、水分がほんの少し残っているくらいの状態になったら、牛乳に薄力粉を混ぜ合わせたものを加える。するとフライパンの温度が一気に下がるため、強火にし、「ふつふつ」してきたら弱火〜中火で状態をキープ。
焦げないように軽く混ぜながら2〜3分間パスタを煮込む。少しソースにとろみがでてきたと感じたら、パスタを1本噛んでみよう。アルデンテより少し硬いくらいでOK、火から外して仕上げにかかる。硬すぎるなら再び火にかけ、水を足しながら調節するとよい。
●4. スピードが重要! 火を止めてから卵黄とチーズを混ぜる
フライパンにパルメザンチーズを入れ全体に馴染ませ、最後に卵黄を加えさらに混ぜる。水分が少ないと感じたら、水か牛乳を加え調整しよう。
ここで手間取ると卵黄が熱で固まり、ダマができれしまう。手早く混ぜれば大丈夫だが、不安なら前の工程で早めに火から外す、もしくは水を少しだけ加えてフライパンの温度を下げると失敗しない。
使わなかった卵白は、翌朝の目玉焼きや卵焼きと一緒に焼けば無駄にならないだろう。
●5. 仕上げはたっぷりの黒胡椒
あとは皿に盛り付け、黒胡椒を挽けば完成。このままでも十分だが、香りのよいオリーブオイルやパルメザンチーズを追加すると、さらに旨味は増すだろう。
火加減と水分の調整さえ気をつければ簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてほしい。