はじめまして。料理家のYasukoと管理栄養士のMasayoによる外ごはんユニット「yum+(ヤム)」です。ユニット名は、料理の美味しさ「yummy」に、それ以外の価値も「+」したいという想いを込めて名付けました。

  旬の食材を取り入れる、意外な食材の組合せを楽しむ、アウトドアに使える食材を紹介する、盛り付けやスタイリングにもこだわるなど、みなさんのアウトドア生活がより楽しくなるよう、季節に合わせたレシピをご紹介していきます。

 さて、春らしい暖かい日が増えてきて、キャンプの計画を立て始める方も多いのではないでしょうか。今回は春キャンプにぴったりな3種の春色ディップをご紹介します。どれも簡単に作れて、お酒との相性もバッチリです。

ギリシャヨーグルトのミモザタルタル

難易度★★☆☆☆ 切ってまぜるだけ 

調理時間:約5分 

使用調理器具:ボウル、フォーク

 1つめは、ヨーグルトの酸味がさわやかな卵の黄色を活かしたミモザ風のタルタルです。バケットだけでなく、茹でた野菜やフライに合わせても美味しいディップです。

 ギリシャヨーグルトとは、水切り不要なクリーム状のヨーグルト。アウトドアでの調理にも便利です。スーパーのヨーグルトコーナーでも購入できます。

ギリシャヨーグルトは普通のヨーグルトより水分が少なくクリーム状なのが特徴
卵は自宅で茹で卵にして持っていくと、現地での調理が楽になります

材料(2人分)
・ゆで卵…2個
・パセリ…適量
・ギリシャヨーグルト…50g
・マヨネーズ…大さじ1と1/2
・塩、こしょう…少々

今回は生のパセリを使用しましたがドライパセリを使うとより手軽です

 ゆで卵は白身と黄身を分ける。白身はざく切り、パセリはみじん切りにする。ボウルに白身、マヨネーズ、塩、こしょうを入れてフォークでよく混ぜる。黄身とパセリを加えて、黄身をつぶしながら混ぜればできあがり。白身を先に混ぜておき、黄身は細かくつぶしすぎないように大き目にゴロっと残すのがポイントです。

やさしい色味のディップなので濃い色の器に盛り付けると映えます

  盛り付けるときは、黄身のキレイな部分を上にのせるようにすると色味と立体感も出てきれいです。ゆで卵は市販品を利用してもよいです。家で作っていく場合は、少し固めに茹でてください。今回は、冷蔵庫から出してすぐの冷えた状態の卵を、熱湯に入れてから約9分茹でました。