■ここでずっと過ごしたいと思えるほどの快適空間に

寝室とリビングを分けるだけで、いつものSUVがゆったり過ごせる空間へと変わった
ランタンの灯りに包まれたテントは、食事やコーヒーを楽しめる居心地のよいリビング空間に

 日が暮れると、ランタンのやさしい灯りがテントと車内を照らし、昼間とは違う落ち着いた雰囲気に包まれた。テーブルにコーヒーカップや食器を並べるだけで、そこは食事やくつろぎの時間を楽しめるリビング空間に変わる。

 車中泊というと「寝るだけ」というイメージを持っていたが、ハッチバックテントを組み合わせることで、自然の中でゆっくりと夜を過ごす楽しさを味わえた。

自然を眺めながら楽しむ朝のコーヒーと朝食。車中泊ならではの、ゆったりとした朝の時間を満喫した

 翌朝、一番印象に残ったのは、自然を眺めながら味わうコーヒーの時間だった。冷蔵庫から取り出した飲み物と朝食をテーブルに並べ、鳥のさえずりを聞きながらゆっくり楽しむ。特別な料理ではなくても、自然の中で味わう一杯のコーヒーは格別だ。

 今回の車中泊で心に残ったのは、快適な装備以上に、時間を気にせずゆったりと過ごせた、この何気ない朝のひとときだった 。

■実際に使ってわかったメリットと注意点

今回試したハッチバックテントは、メッシュ主体の仕様であったため、使用する時期には注意が必要だと感じた

 今回のハッチバックテントは、約30分で設営できる手軽さに加え、車内だけでなくリビング空間まで確保できる開放感が大きな魅力だった。本格的なキャンプに慣れていない筆者でも気軽に取り入れられ、車中泊初心者にもおすすめできる。

 一方で、今回使用したテントはメッシュ主体のため、雨風が強い日は吹き込みや冬場の寒さが気になる場面もありそう。それでも、「キャンプが趣味で毎月行ってる」というほどではない筆者でも、「また次の週末にも行ってみようかな」と思えたことが、今回の1泊2日で得られた一番大きな収穫だった。

 なお、ハッチバックテントを使った車中泊の場所は、以下の点を確認したうえで楽しみたい。

ハッチバックテントを使う前に確認すべき点
・車中泊は可能か
・キャンプ行為(テント設営)は可能か
・ペグ打ちが可能なサイトか
・強風・悪天候時でも利用できる環境か 

 事前に施設のルールを確認しておけば、現地で「設営できない」というトラブルを避けられる。 

Horypt SUVハッチバックテント
価格:/11,943円(税込)
サイズ/205cm×160cm×170cm