人は空を飛ぶことに憧れをいだくものではないだろうか。筆者もその一人だ。鳥のように、物語の主人公のように、いつか空を飛んでみたい。そして、パラグライダー体験もしてみたいとずっと思っていた。なかなか最後の一歩が踏み出せずにいたそんなとき出会ったのが、長野県の「もっと知りたい!信州体験割」(以下、信州150年体験割)だ。

 今回お世話になったのは、長野県伊那市でパラグライダーやMTB、SUPといったアウトドア体験を運営するASOBINA(アソビナ)。インストラクターが同行する形態で初心者でも安心して挑戦できるツアーを提供している。予約は遊びの予約サイト・アソビューから行った。

 パラグライダーでは、南アルプス、中央アルプス、田植え前の田んぼ、新緑がつむぐパッチワークなど、信州の絶景を空から一望できる。今回は信州150年体験割を活用してお得にパラグライダー体験を楽しんだ時の様子をレポートする。 

■信州150年体験割とは

 信州150年体験割は、長野県150周年を記念した観光支援キャンペーンで、長野県内に住む人は体験料金等の50%オフ(上限5,000円)、県外在住者でも20%オフで長野県内の多彩なアクティビティや文化体験が楽しめる。

 予算上限のあるキャンペーンのため、利用するなら早めの予約がおすすめだ。詳細と対象プランは公式サイトで確認してほしい。

参照URL:信州150年体験割公式サイト

 筆者の場合、今回パラグライダーを体験するにあたって3人タンデム(22,000円)と1人乗り(17,500円)の2フライトを予約。県民割(50%オフ・上限5,000円)が適用となりそれぞれ5,000円引き、2フライト合計で10,000円お得になり、特別な体験に踏み出すきっかけとなった。

■実際に飛んできた!  ASOBINAでのタンデムフライト体験レポ

●受付からフライト場所へ

 フライトは伊那市西側に位置する鳩吹山の山頂付近からスタートするため、まず山裾にあるASOBINAの事務所で受付をする。そこから見える眺望はすばらしく、南アルプスの山並みが目に飛び込んでくる。受付では保険や誓約書などの書類に記入し、スタッフから当日の流れを説明してもらう。

 その後、自家用車で数分の着陸場に移動し、スタッフの軽バンに乗りこんだ。山頂付近のフライトスタート地点まで20分ほどの移動だが、林道はなかなかのガタガタ道。山深さを感じながら進む。

スタッフさんの軽バンで林道を進む

 山頂近くに到着すると、目に飛び込んできたのは鳩吹山からの眺望。南アルプスの峰々が一列に並び、眼下には伊那谷が広がる。思わずカメラを向けたくなるほどの絶景だ。さらに、パラグライダー愛好家がすでに20人近く集まっていたことにも驚いた。地元民にとっては「裏山」でも、空を愛する人たちにとっては特別なフィールドだと改めて気づく。

絶景が見事な鳩吹山の山頂