早くも7月も半ば。蒸し暑い夏本番がやってきました。
近年は、空調服や携帯扇風機など便利な暑さ対策アイテムが登場していますが、じつは登山用の暑さ対策ギアも数多くリリースされています。
その中から、今回は日帰りハイキングをより涼しく楽しめるバックパック「オスプレー/ハイクライト18」を紹介します。背中が汗ビッショリになる高温多湿な日本の山でこそ、使ってほしいバックパックなんです。いったい、その理由とは?
■高温多湿の日本と相性の良いトランポリン構造
夏のデイハイクでは、必要最小限の荷物をいかに涼しく、快適に背負えるかがポイントです。そこで選んだのが、オスプレーの「ハイクライト18」。最大の特徴はトランポリン構造の背面にあります。
「トランポリン構造」とは、背面にトランポリンのようなメッシュパネルを張ることで、背中とバックパック本体の間に空間を設けた背面システムのこと。隙間に空気が流れるため、高い通気性を確保できるメリットがあります。
デメリットとしては、金属製フレームが必要になるので多少重さが出てしまうこと。背中から荷室が離れるので、バランスやフィットが悪くなることもありますが、ハイクライト18は背面空間を適度に抑えた設計に加え、荷室を体に引き寄せて安定させるショルダースタビライザーを設けているので気になりません。また、簡易的ながらパッド付きのウエストベルトもあるので、腰に荷重することも可能。
約730gという軽さの中に、高い背負い心地を生む技術が詰め込まれています。
■背負いやすさと蒸れを抑える技術の絶妙なバランス
「オスプレー」は世界中のハイカーから支持される、登山用バックパック専門ブランドです。トランポリン構造もいち早く取り入れており、上位モデル「アンチグラビティ」には背面全体をメッシュで包み込む革新的なサスペンションシステムを採用しています。
「ハイクライト18」には、背中との間に空気の通り道を作るAirSpeedサスペンションシステムが採用されています。また、ショルダーハーネス部分には、通気孔を多数設けたEVAフォーム(クッション材)を使用。それをさらにメッシュ地で包み込み、クッション性を保ちながら、肩まわりの熱を逃がす構造です。熱がこもりやすい背面から肩にかけて、背負いやすさと通気という、相反する要素をバランス良く備えた設計になっています。