■後発組のO崎と合流。三原山噴火口のお鉢巡りへ!
展望台でひと休みした後で後発組との合流地点へ向かう。合流場所は三原神社近くの交差点だ。この辺りの道は舗装されており歩きやすい。少し下ったところにある神社へ参拝し、交差点に戻ってくると既にO崎が待っていた。無事に合流できたことを喜び合い、そしてメインイベントともいえる三原山噴火口のお鉢巡りへ!
今まで歩んできた山道と比べると歩きやすく、みな軽やかに進んでいく。特にマチャプチュレ宮田と山三郎は、酒がようやく抜けたということなのか、昨夜の「揉めごと」など無かったかのような意気投合ぶり。
二人についていける者で形成された先行組と、ゆったり組(主にO崎・カトー・お祝い)の2グループにも見える一行だが、先行組はたまに後ろを振り向いて待っていてくれる。彼らにもまだ人の心が残っているようだ。もちろん我が部は、色々なレベルの部員がいる中で体力のない者や歩みの遅い者にも気を掛ける、真面目かつ素敵な部であることは強調しておく。
視界が開けて左側に見えてくる噴火口の迫力や凄まじさに驚きの喚声を上げつつ、昼食をとる場所を探す。あまり広くはないものの、他の登山者の邪魔にならない程度の道幅が確保できる場所を発見。溶岩でゴツゴツしている為、座ると尻が痛いのが気になるのだが、山三郎は仮眠の時にも使っていたシートを敷き苦も無く座っている。「なるほど、こういう時にも役立つのか」と、初心者にとってはまたひとつ欲しいアイテムができた瞬間であった。
12時半頃にお昼タイム。もはやこの旅のメインキャラクター? ともいえる “フォトジェニックおじさん” 山三郎は、登山の度に持ってくる簡易バーナーをセッティングし、お湯を沸かし始める。山三郎とカトーは、カップラーメンが昼メシだ。汁を飲み干さねばならないこととやや大きめのゴミを持ち帰らねばならないことは難点だが、山で食べるカップラーメンの美味さたるや格別らしい。食後、山三郎は再度湯を沸かして温かなお茶まで優雅に嗜み、皆が準備を整えている間にも一人寛ぎのティータイムまで楽しんでいた。
昼食を終え、帰りの船の出発時間を気にしながら残りのお鉢巡りと港までの道を進み、途中で溶岩の名所にも寄る。いまだ活火山だからなのか、冷え固まったはずの溶岩に手を置くとほんのり温かさを感じるという不思議な体験をしつつ、港行きのバスが待つゴール地点へ到着した。
我々の選択したルートでは、三原山の急斜面をジグザグに登ったところ以外は概ね緩やかで、初心者でも余裕を持って楽しめる山行と言えそうだ。急峻なところがほぼ無く、晴れていれば周囲もよく見渡せ景色も最高。会話をしながら歩きやすいので、ハイキングさながらに皆でワイワイ楽しみたい方にオススメできる。