■スノーピークの新プロジェクト「こどもピーク」の目指すもの

 続けて代表取締役社長執行役員の水口貴文氏からは、プロジェクトを通じて育んでいきたい力として「共感力」「創造力」「行動力」の3つが挙げられました。

 仲間との共同作業や同じ景色を見たりすることで得られる「共感力」、決まった答えのない状況で工夫して遊びや体験を作りだす「創造力」、“未知の変化”に富んだ自然の中で観察・判断して動く「行動力」、これらがキャンプを通じて培われる力だと説明しました。

プロジェクトパートナーに就任したタレントのイモトアヤコさん(左)も登壇(スノーピーク)

 具体的な取り組みは、主に3つの柱で展開。第一に、子どもたちが物語に没入するような体験型キッズキャンプの新設。第二に、外部パートナーとの連携によるプログラム開発。これには、野遊びリーグが主催する安全なキャンプのための検定導入や、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科との共同による、探究型学習プログラムの開発が含まれます。第三に、大人と子どもで一緒に使えるキャンプギアや新商品の開発です。

 特に探求型学習プログラムの開発においては、子ども達を対象にした研究などから、キャンプなどの自然体験を通じたプログラムが、リーダーシップ、フォロワーシップ、オーナーシップ、フレンドシップといった能力の育成に効果的であることを確認している、と紹介されました。

■エントリー層へ向けたキャンペーンも

 プロジェクトに合わせて、エントリーユーザー向けに11アイテムを集めた「デビュープライス」キャンペーンが展開中です。焚き火台スターターセットやローチェア30、ワンアクションローテーブルなど、初心者でも扱いやすいアイテムが中心。キャンプ好きの間ではおなじみの、間違いのない定番アイテムがラインナップされています。充実した保証付きで、安心して長く使えるのもうれしいところ。

ずっと使い続けているベテランキャンパーもいるのでは?「デビュープライス」の対象商品(スノーピーク)

 AIは正解を素早く導き出す力に長けていますが、キャンプが育むのはその対極にある、正解のない状況で自分の頭と体を使って切り抜ける力、といえるでしょう。今後ますます重要となる非認知能力がキャンプで身につくとなれば、どんどんアウトドア遊びに取り入れるのがよさそうです。