「立山黒部アルペンルート」は、標高3,000m級の山々が連なる北アルプスを貫き、富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルートだ。2026年6月1日に、全線開通55周年を迎える。
例年冬季は閉鎖され、4月15日にオープンする。ケーブルカーやロープウェイなど複数の乗り物を乗り継ぎながら、気軽に立山黒部の絶景を満喫することができ、人気が高い。
今回は、春の立山黒部アルペンルートを訪れた体験をレポートする。
■春の「立山黒部アルペンルート」は見どころがいっぱい
立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県の双方からアクセスできる。富山県側は立山駅から、長野県側は扇沢駅から進んでいく。
春にしか見られない大自然の絶景を求め、毎年この時期は国内外から多くの人が訪れる。そこで、事前に立山黒部アルペンルートの乗車券予約ができる「WEBきっぷ」の利用がおすすめだ。当日は自動受取機でスムーズに発券可能で、移動がぐっと楽になる。
●大迫力の雪壁がそびえ立つ「雪の大谷」
筆者は今回、富山県側の立山駅から立山黒部アルペンルートに入り、立山ケーブルカーと立山高原バスを乗り継ぎ、標高約2,450mの「室堂(むろどう)」に到着した。
室堂では、4月15日から6月25日まで春の名物イベント「雪の大谷ウォーク」が開催される。最大の見どころは、道路を除雪してできた巨大な雪壁だ。過去には高さ20mを記録したこともあり、ビルでいえば7階相当になる。
他にも、隣駅の「大観峰(だいかんぼう)」では、5月中旬頃から6月中旬頃まで「雪のトンネル」が見られるなど、イベントが目白押し。
室堂ターミナルから歩き始めると、背丈より遥かに高い雪の壁が見えてくる。雪壁が道の両側を約500mに渡ってそびえ立つ光景は、大迫力であった。
筆者が訪れたのは6月で雪壁が低くなっており、当日は雪で視界も悪かったが、それでも十分楽しめた。雪壁が一番高い時期を狙うなら、開通直後に訪問するのがよさそうだ。
雪の大谷ウォーク
期間/4月15日~6月25日 9:30~15:00 ※状況により変更の場合あり
ホームページURL:https://www.alpen-route.com/enjoy_navi/snow_otani/