一年を通じて、多くの登山者や観光客で賑わう高尾山。春になると、山頂を彩る見事な桜をひと目見ようと一層多くの人々が集まります。
街の桜はちょうど見頃を迎えていますが、山の上の桜はどのくらい咲いているのでしょうか。最新の開花状況をお届けします。
◼️山頂周辺の桜は、まだ1割ほど
撮影したのは3月27日(金)。平日にも関わらず、多くの人々で賑わっていました。
まずチェックしたのは、登山口となる高尾山麓のケーブルカー駅周辺(標高190m)。開花状況は2、3割といったところ。街中に比べて、だいぶ遅れている様子です。
高尾山山頂(標高599m)まで上がってみると、桜はほとんどがツボミの状態でした。見頃はまだ少し時間がかかりそうです。
◼️見頃は、例年通り「4月中旬」か
山頂から先へ足を延ばし、周辺の様子も確認してみました。
歩いて30分ほどの距離にある桜の名所「一丁平園地(標高670m)」でも、見頃はまだこれから。
さらに30分ほど先にあり、お茶屋さんのおでんやお蕎麦を食べながら、お花見が楽しめるスポット「小仏城山(標高670m)」の開花状況も1割ほどでした。
お茶屋さんによると、「今年はたぶん例年通り、4月中旬頃が満開ではないか」とのこと。
日当たりが良く、暖かい場所にある一部の桜は花開しているものもあります。混雑を避けて早めに訪れるなら、そうした場所を探してみるのも手です。
ちなみに、4月の中旬になると高尾山には桜だけでなく、スミレやネコノメソウなど、たくさんの小さな花々が一斉に咲き始めます。登山道脇では、多様な春の花が見られるので、視線を足元にも向けてみてください。
おすすめの歩き方は、ケーブルカーを使わずにゆっくり植物を楽しみながら登り、帰りにケーブルカーを利用するルート。転倒やスリップ事故の多くは、疲れが出る下りに起きやすいので、安全の面でもおすすめです。
桜を探しながら、春の山歩きをじっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。