「一度は本格的なスキーリゾートを堪能してみたい」と考えるスキーヤー、スノーボーダーは多い。今シーズン筆者は、スキーヤー8名、スノーボーダー12名の計20人で、志賀高原スキー場を2泊3日で訪れた。20人という大きなグループであったが、今回志賀高原を選んだ理由は、初心者から上級者まで、レベルに合わせて楽しめるコースバリエーション豊富なゲレンデが数多くあったからという理由が大きい。
国内屈指のスノーリゾートである、長野県北部に位置する志賀高原スキー場は、最高地点2,307m、高低差1,000mのフィールドに大小18ものスキー場が集結し、世界から「JAPOW」と称賛される極上のパウダースノーと温泉宿を兼ね備えているリゾートだ。
この記事では、実際に大人数、複数レベルで滞在してわかった日帰り、宿泊それぞれの楽しみ方と、仲間・家族でも安心して選べるポイントを解説したい。
■国内屈指の雪質と広大さを誇る「志賀高原」のゲレンデの魅力
志賀高原スキー場コース総数は84コース。2026年シーズンも11月下旬から5月上旬まで長期間楽しめる(変更の場合あり)ので、ぜひこれからの春スキーでも変化に富んだ多彩なコースを楽しんでほしい。
滞在した3日間は天候が安定しており、朝一から夕方まで雪質の変化も少なく、「今日はアタリ日だ」と感じられる好コンディションが続いた。またエリアが広いため、ゲレンデ内、リフト待ちの混雑を感じる場面はほとんどなかった。
●おすすめコース1. 初心者や家族に最適な「一の瀬ファミリースキー場」
初心者や家族みんなで楽しみたいなら「一の瀬ファミリースキー場」がおすすめ。なだらかで見通しのよいバーンが多く、初めて雪山を訪れる人でも安心して練習できる環境だ。
コース幅も広く、心理的な不安も感じにくい。筆者グループの初心者組はこのエリアで練習を重ね、着実に上達した。キッズパークも併設されており、子ども連れでも一日中楽しめる。
●おすすめコース2. 志賀高原の絶景が楽しめる「東館山の林間コース」
東館山の林間コースは、眼下に広がる景色が魅力。志賀高原の広大な山々をはじめ、晴れた日には北アルプスまで一望できる。
林間コースは初心者向けで、適度な斜度と距離があり、滑りごたえも十分だ。樹林帯を抜けるコースは風の影響を受けにくく雪質が安定し、午後になっても良好なコンディションを保ちやすい。景色を楽しみながら、ロングランを満喫できるコースと言える。
●おすすめコース3. パウダースノーを満喫できる「丸池スキー場」
軽く乾いた雪質を存分に楽しみたいなら、「丸池スキー場」がおすすめ。雪面からの抵抗が少なく、スムーズに板が走る感覚を味わえる。
丸池スキー場はコースバリエーションも豊富で、初心者から上級者まで楽しめるコースとなっている。キッズパークもあり初心者、ファミリーが安心して練習できる緩やかな広大なスキー場となっている。
●おすすめコース4. 上級者の腕試しに最適な「焼額山スキー場」
中上級者には「焼額山(やけびたいやま)スキー場」がおすすめ。最長滑走距離2,500mを誇るロングコースが複数あり、滑りごたえを求める層に十分応えてくれる。
コースバリエーションも豊富で、急斜面からなだらかな斜面まで、一つのエリア内で変化に富んだ滑走が楽しめる。標高が高いため雪質も良好で、シーズン終盤まで安定したコンディションを保つ。経験者組が「また来たい」と口を揃えたエリアだ。
●おすすめコース5. 大自然に滑り込む「奥志賀高原スキー場」
志賀高原の最奥部に位置する「奥志賀高原スキー場」は、静かな環境で滑走を楽しみたい人に最適。コース全体が広く、混雑を避けてゆったりと滑ることができる。
おすすめは、やはり景色。上信越高原国立公園の大自然を感じられる大パノラマが広がる。雪質は最高で、軽いパウダースノーが長期間保たれる。目の前に広がる絶景を楽しみながら、ぜひシュプールを刻んでほしい。