■大きな「わらアート」の展示も見どころ

「たくみの里」では稲わらで作った大きなオブジェ「わらアート」の展示も行なっている。道の駅では敷地内の芝生広場に2mほどの高さのヘビが登場。これは2025年の巳年にちなんだもので、秋になると来年の干支が登場するという。
また、里山を散策しながら巨大わらアートを見てめぐることもできる。とくに存在感のある作品がビッグサイズの恐竜のわらアートだ。この大型の恐竜のオブジェは、「たくみの里」でわらアートがはじまり、2022年に5周年を迎えたときに作られたもの。アパルトサウルスをモチーフとし、足場の設置や重機を使うなど工務店や建設会社も制作に協力しながら約1カ月半かけて完成したわらアートの集大成だ。
なお、わらアートの新作など、「たくみの里」の最新情報は公式サイトでチェックできる。

■里山めぐりもここの醍醐味

道の駅を中心に広がる「たくみの里」には、宿場通りや寺町通り、庄屋通りなどの散策ルートがある。なかでも宿場通りはその名の通り、旧三国街道の宿場町の面影が残るメインストリートだ。通り沿いには古民家が並び、道の脇には農業用水などに使われる小さな川が流れ、水車なども見られる昔懐かしい雰囲気が漂っている。



道の駅のほか、施設を飛び出し里山を散策しながら、食事や休憩、買い物、ものづくり体験、そして田園風景や野仏めぐりもできる「たくみの里」。道の駅では電動アシスト付き自転車のレンタサイクルを用意しているので、これを上手に利用すれば広い敷地をらくらく移動できる。