■「炒めてからカレーを入れる」のがコツ


炒めた具材に、グリーンカレーを入れ、空になったパックに水を加えて鍋に入れます。パックに残ったカレーもムダにしない、ちょっとした小技です。
具材を煮込むだけの簡単なレシピですが、美味しく仕上げるためには、食材を炒めてからカレーを入れてさっと煮るのが唯一にして最大のコツです。お肉や野菜の表面が油でコーティングされるので、肉や野菜の旨味を閉じ込めることができますよ。
中火で約7分煮たら、赤パプリカを加えてさっと煮ます。パプリカは火を通しすぎず、食感を残すとよいです。
■盛りつけのひと工夫で“美味しい見映え”に


型抜きしたご飯の周りに、グリーンカレーを回し入れたらできあがり!
水分が多いカレーとごはんを一緒に盛り付ける時は、ご飯をしっかりまとめて型抜きすると、ごはんにカレーが染み込み過ぎず、見た目もきれいなまま楽しめますよ。
そのまま食べてもおいしいですが、ナンプラーをちょい足しすると、味が引き締まるのでおすすめです!お好みでフライドオニオンとバジルを添えましょう。
まさに、暑い時期こそ無性に食べたくなるタイカレー! ごはんはもちろん、ラーメンや焼きそば、そうめんやチャーハンに加えてもタイ風になって美味しいですよ。
以前、タイ人に料理を習った際に、「本場タイでも、スパイスを1から調合する人はほとんどいない。各家庭で市販のカレーペーストをうまくアレンジして、カレーやおかずを作っている」と教わりました。日本でも市販のカレールーをベースにして各家庭の味が作られているのに似ていますね。
「ロイタイ」は、カルディなどで手軽に買えるので、自宅でもキャンプでもアレンジを試してみてはいかがでしょうか。