外に出るのが億劫になるほどの暑い夏。それでも夏といえば、ヒマワリを見に行きたくなるのはどうしてだろうか。今回は神戸から2時間半以内で行くことができ、プラスワンの体験もできるひまわり畑を3つ紹介する。

■「夏の風物詩」との共演も! 「兵庫県佐用町  ひまわり畑」

満開に咲き誇る佐用町のヒマワリ

 まず紹介するのが「佐用町 ひまわり畑」。神戸市内からは車で1時間半、中国自動車道・佐用ICから約10〜15分のところに位置する。

 ここでは、毎年7月中旬から8月上旬にかけて、南光地区を中心に約66万本のヒマワリが咲き誇り、「南光ひまわり祭り」が開催される。

 令和7年(2025年)の開園予定はこちら。

●ひまわり畑
<林崎地区>
7月19日(土)〜 7月26日(土)
<東徳久地区>
7月27日(日)〜 8月3日(日)
<漆野・本村地区> 
8月4日(月)〜 8月10日(日)
<漆野・段地区>
8月7日(木)〜 8月13日(水)

 地区ごとに開園時期が異なり長く楽しめるので、観光客にとってはスケジュール調整がしやすいのもうれしいポイント。

●南光ひまわり祭り
7月19日(土)〜 8月3日(日)
<実施場所>
南光スポーツ公園周辺(佐用町林崎839)

 ひまわり祭りでは、ヒマワリの迷路やアート田んぼなど、写真映えするスポットが点在しており、幅広い年代で楽しめる。

 また、会場へはペットを連れての入場も可能で、ペットも一緒に楽しめる。多くの観光客が訪れるため、リードの着用や糞の処理を徹底しよう。

 そしてなんといっても見逃せないのは最終日の花火だ。昼間は明るく咲き誇るヒマワリを楽しみ、夜は夜空を見上げて花火を楽しむ。花火大会とヒマワリの共演という特別な一日になること間違いなしだ。

佐用町 ひまわり畑
住所:林崎地区・東徳久地区 兵庫県佐用郡佐用町林崎839(南光スポーツ公園)
  :漆野(段・本村)地区 兵庫県佐用郡佐用町漆野48-2(漆野公民館付近)
電話:0790-82-0670(商工観光課 商工振興室)

ホームページURL:https://www.town.sayo.lg.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=3614

※詳細はホームページよりご確認ください

■見て食べてダブルで楽しめる!  白いコーンをもぎとり!「兵庫県豊岡市  たんとう花公園」

もぎ取ってそのまま食べられる「シルクコーン」

 たんとう花公園は神戸市内からは舞鶴若狭自動車道・福知山ICを利用し、車で約2時間半。ここは、イベント開催時のみ開園となる公園で、春は「たんとうチューリップまつり」が開催されるが、「夏の花も楽しみたい!」という声から、8月上旬から中旬にかけて120アールの畑一面に広がるヒマワリが楽しめる、「たんとうひまわりまつり」が開催される。

 たんとうひまわりまつりの見どころを2つ紹介する。

 1つ目は、園内のヒマワリをブーケにして持ち帰ることができること。500円の入園料でヒマワリの持ち帰りは無料というから驚きだ。自作のブーケを持ち、満開のヒマワリを背景に写真を撮ってSNSに載せる。そんなことも可能。毎年女性や家族連れにも人気なのも納得だ。

 2つ目。それは、珍しい白いとうもろこしを食べられること。その名も「シルクコーン」。

 20年前より但東町で栽培している白いとうもろこし。一般のとうもろこしと比べ大きくて糖度も高く、果皮が薄くて柔らかいため、ほとんどの品種が生のまま食べることができる。たんとうひまわりまつりでは、そのもぎとり園が用意されているのだ。シルクコーンはもぎたてが一番糖度が高い穀物。ジューシーでサクサクとした食感をぜひ現地でお試しあれ。

たんとう花公園
住所:兵庫県豊岡市但東畑山 字坂津口28
電話:0796-54-0500(一般社団法人但東シルクロード観光協会)

ホームページURL:https://tantosilk.gr.jp/special/special03.html

※詳細はホームページよりご確認ください