■東京23区内唯一! RVパーク東京・東墨田

東京内23区内唯一のRVパーク「RVパーク東京・東墨田」

 「RVパーク東京・東墨田」は東京23区内唯一のRVパークだ。下町の町工場にあって、都内観光のベース地として最適だ。通常はコインパーキングとして営業しており、予約が入った場合にRVパークとして解放している。

 下町の町工場だけあって、夜中と早朝にはそれなりの騒音があり、油の匂いもほのかに漂っている。神経質な方は気になるかもしれないが、筆者ファミリーと愛犬は窓全開で朝まで熟睡していた。

■快適性が段違い!? 車中泊と宿に泊まる違い

「RVパーク東京・東墨田」はコインパーキングに駐車しての車中泊となる

 車中泊と宿に泊まる一番の違いは宿泊費だ。RVパークが1泊1,000円から高くても1万円程度に対し、大型犬2匹可の宿3人分の宿泊費は10万円前後だ。愛犬を連れて行かない場合でも、素泊まりで3人1部屋1万円前後かかる。

 宿泊費の差は、快適性にもつながる。宿に泊まれば、ゆったりとしてふかふかな寝具に包まれて熟睡でき、翌朝の疲れは皆無だろう。車中泊もフラットにして足を伸ばして寝ることはできるが、ベッドの快適さにはかなわない。

 その他にも、宿ではゆったり豪華な食事を味わえ、広い入浴施設でリラックスでき、きれいなトイレなどがあるが、車中泊ではその都度車外に出て移動しなければならない。天気が悪い日は、その煩わしさは想像以上だ。

■それでもおすすめしたい車中泊旅の魅力

RVパークからは夜にはスカイツリーがきれいに見えた

 それでも筆者はRVパークでの車中泊をおすすめしたい。1泊5,000円でトイレ、シャワー、水、電気が使え都内23区内にファミリーと愛犬が宿泊できるメリットは大きい。また観光の拠点としても便利で、今回のようにディズニーシーまで車で30分、スカイツリーまでわずか10分の距離に泊まることも出来るのだ。

 前記した通り、多少不便さはあるが「明日は何しよう」と家族で話しながら過ごせば時間は瞬く間に過ぎていき、少々不便な思いをしても後々振り返れば楽しい思い出になるはずだ。

 普段自宅で使っている家電を持ち込めば、使い勝手も分かるし、アメニティのよしあしを気にする必要もない。炊飯器、電気ケトル、扇風機、ドライヤー、ホットプレート……などがあれば、快適に車中泊を楽しむことができる。自炊で余計な出費も抑えられるだろう。

■キャンピングカーで、自由気ままなファミリー車中泊旅に出かけよう

気軽に景色のよい場所に移動できるのも車中泊の魅力だ

 今回の車中泊旅は「ファンタジースプリングス制覇」が目的であったため、なるべくその他の経費を削減した。

 行程も当日の深夜に広島を出発し、夕方ごろ「RVパーク東京・東墨田」に到着。翌日の朝からファンタジースプリングスの全アトラクションを1日かけて制覇し、夜ディズニーシーを出発。途中岡崎サービスエリアに立ち寄り、仮眠をとって広島への帰路についた。

 家族のスケジュールの都合とはいえ、2泊3日の弾丸ツアーになってしまったが、ファミリーで愛犬を連れて車中泊旅そのものを楽しみたいのであれば、したいこと、行きたい場所などをリストアップして車中泊場所を決めれば、より安価でより効率的に旅が楽しめるはずだ。

 

●くるま旅クラブ

ホームページURL:​​​​​​​​​​くるま旅クラブ

●RVパーク東京・東墨田

住所:〒131-0042  東京都墨田区東墨田1-2-14
電話:090-3813-5262
営業時間:チェックイン 14:00〜22:00 チェックアウト 5:00〜10:00

ホームページURL:​​​​​​​​​​​​http://rvparkmiura.rezio.shop/ja-JP

※営業日時はホームページよりご確認ください

※この記事の情報は2025年6月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。