■いざ実釣！ 大事なのはタイミング
12月中旬、通い慣れた静岡のエリアトラウト釣行へ。目的はもちろん「自作トラウトガムでニジマスをゲットする」ことだが、やはりエリアトラウトを最大限に楽しむにはタイミングが重要だ。朝イチからトラウトガムで狙うのではなく、まずは一通りいろいろなルアーを投げて反応を楽しむのが私流の楽しみ方だ。
全体的に魚の反応が落ち着いてきたお昼過ぎ。道具箱の中から自作のトラウトガムを取り出した。
釣り方は、近くに見えている範囲で魚の前に落とす。最初は水面に浮いていたが、皮革が水を吸うと、ゆっくりと沈んでいった。そのスローな沈下で何匹ものニジマスが反応を示す。あっという間に1匹キャッチできた。連続ヒットとまではいかないがコンスタントに反応もあり、自作にしては大満足の釣果となった。
■注意点の再確認
冒頭でも述べたが、エリアトラウトに行こうと思っている施設でトラウトガムが使用可能なのか、チェックすることが一番重要だ。わからない場合は電話で問い合わせて確認しよう。
針のカエシも必ず潰すこと。エリアトラウトはバーブレスフックのみ使用可能なところが多い。また、この仕掛けは魚の口の中に入りやすいため、すぐにアワセを入れないと飲み込まれてしまう。針が外せなくなったり、外れたけど魚体から血が出ていたり弱ったりしてしまった場合は必ず持ち帰ろう（キャッチ＆リリース専用の釣り場以外の場合）。
ルールを守りながら、釣りのひとときを存分に楽しんでほしい。
