■男女岳コース:山頂に広がる展望
男女岳コースの分岐に戻り、男女岳の山頂を目指して歩く。小さい岩がたくさん転がっており、気を抜くと転んでしまいそうな道だ。急な登りを歩き切り、山頂へたどり着いたのは12時過ぎである。山頂の標識前では登山客が次から次へと写真撮影をしている。
一息ついて周りの景色を見渡してみると、雲がかかっていて半分展望がない。もう半分は登ってきた側で、阿弥陀池や男岳方面の展望が見下ろせる。大展望は見られなかったが、秋田駒ヶ岳ならではの景色が見られて満足である。写真撮影をした後、登山客が多いので早々に山頂を下り、来た道を戻って下山した。
■秋田駒ヶ岳の雄大な自然を満喫しよう
今回の秋田駒ヶ岳では、チングルマやヒナザクラ、ニッコウキスゲなど、花々を楽しめた山行だった。天候がよければ田沢湖や周囲の山々にある岩手山や鳥海山などの山並みも楽しめるだろう。