登山、キャンプ、釣りなどのアウトドアの帰り道、その地域ならではのおいしいお店に立ち寄りたいと思うことはないだろうか。筆者は毎度お店探しには悩まされる。そこで今回は、関東地域でアウトドア帰りに寄ることができ、「地元うどん」が食べられるお店を3つ紹介する。
■山梨県 PICA富士吉田の帰りはここ! 吉田のうどん「麺許皆伝(めんきょかいでん)」
山、湖、キャンプ場などアウトドアスポットが豊富な山梨県。そのなかでも富士吉田市にある「PICA富士吉田」は、河口湖ICから約8分という好立地、広大な森の中でソロやファミリー、大人数のグループでも利用出来るほど宿泊施設が充実している。周辺にも遊べる場所が多くあることからも人気のキャンプ場だ。
1店目は、同じ富士吉田市内にある「麺許皆伝」だ。ここでは富士吉田市の名物で、日本一硬いうどんといわれる「吉田のうどん」をいただける。このお店の特徴は具材の豊富さである。別盛りで付いてくる丼からはみだすほどの特大かき揚げ天がインパクト大。
味噌と醤油の合わせ出汁がさっぱりとした味わいで、吉田のうどんならではのコシのある麺が食べ応え抜群だ。当店は人気店で開店前から行列ができることもあるが、PICA富士吉田から車で約10分ほどの距離なので、キャンプ帰りに寄りたい。
●【MAP】麺許皆伝
■埼玉県 宝登山の下山後はここ! 「武蔵野うどん 竹國(たけくに)東松山店」
埼玉県秩父郡長瀞町にある低山で、豪華絢爛な彫刻が見事な宝登山神社のある低山「宝登山(ほどさん)」。山頂の奥宮は古事記に登場する「ヤマトタケル」が東征の際に登拝したという伝説がある。
その宝登山のある長瀞町から約1時間とやや離れた場所にあるもののおすすめしたいのが、東松山市にある「武蔵野うどん 竹國 東松山店」だ。埼玉県内に複数店舗あるこの店は、昭和の時代に武蔵野台地で生産された良質な小麦を使って打たれたことが始まりとされる武蔵野うどんが味わえる。
地場の野菜や肉を入れ煮込んだ温かい肉汁うどんは、かつお風味のしょうゆ味の汁と冷たい太麺のうどんを絡ませて食べる。そして、郷土料理でもある。肉の旨味がたっぷりの汁としっかりとコシが感じられるうどんは、食べ応えがある。さらに東松山店では食べ放題もやっているので、ぜひ立ち寄りたいところだ。