■雪渓や高山植物など、魅力あふれる夏の谷川岳!

●谷川岳ロープウェイ乗り場へのアクセス紹介

乗客を迎えに来たゴンドラ。ワクワクの谷川岳登山が始まる

 谷川岳へは群馬県側のみなかみ町からのアクセスが一般的で、日本一のモグラ駅、JR上越線 土合駅(どあいえき)が最寄り駅となる。この駅舎とホームの標高差が70.7mあることから「モグラ駅」と呼ばれ、488段もの階段を上らなければならない。電車でアクセスする予定の方は、谷川岳登山のウォーミングアップとして頑張って登ろう。

 土合駅前から谷川岳ロープウェイ乗り場までは1.5kmほどあり、徒歩で約30分。関越交通水上(みなかみ)線バスが同区間を7分で結んでいるが、運行本数が少ないので、事前確認が必要となる。

 マイカーアクセスの場合は、1,000台以上収容可能な谷川岳ロープウェイの立体駐車場を利用しよう。関越自動車道・水上ICから約25分でアクセスが可能だ。

●リフトか、徒歩か!? 天神平で運命の選択!

まぶしい新緑に覆われた天神平。奥に「天神峠ペアリフト」が見える

 ロープウェイの15分間の空中散歩を楽しんだら、標高1,319mの天神平駅に到着だ。夏は新緑とニッコウキスゲの黄色い花が出迎えてくれる。

 「さあ出発だ!」と歩き始めた途端「天神峠ペアリフト」が目に飛び込んでくる。1,502m地点の天神峠展望台までを約7分で結んでおり、足元には高山植物が咲き、リフトに乗りながらお花見が楽しめる。体力や予定コースと相談して、徒歩かリフトか、好きな方を選ぼう。

天神平駅から、雪渓の残る谷川岳山頂を見上げる