■二次燃焼のおかげ! キャンプのクオリティが上がったと感じる3つのポイント
二次燃焼の仕組みと構造を理解し、実際に使ってみて感じたメリットが以下の3つ。
・燃えやすく鎮火しにくい
・薪全体がきれいに燃え尽きる
・煙が少ない
●燃えやすく、鎮火しにくい
燃えやすく、鎮火しにくいため、基本ほったらかしでOK。ほぼ火吹き棒を使わずに済んだほどだ。鎮火しないように焚き火に手間をかける時間が大幅に減ったため、ぼーっと焚き火を眺めながら、ゆっくり食事を楽しめた。手間がかからない分、それぞれキャンプで楽しみたいことに時間を費やせるはずだ。
●薪全体がきれいに燃え尽きる
また、薪全体が燃えきるため、焚き火台の片付けが楽になった。大きな燃え残りがほぼなく、きれいに灰になるので捨てるのも簡単だ。木の端が残ってしまうと細かく砕いたり、最後まで燃やす作業が大変なため、朝の焚き火を躊躇することも多かった。だが、二次燃焼の焚き火台のおかげで、今では心配無用だ。
●煙が少ない
二次燃焼は不完全燃焼の煙が少ない。煙で目がやられることがなく、煙に好かれる筆者は大助かり。焚き火いじりがしたい人には向かないが、筆者のように、焚き火を見ながらゆっくりしたい人には最高の焚き火台だ。
■焚き火の仕組みを理解して、キャンプスタイルに合った焚き火台を見つけて楽しもう
焚き火や二次燃焼の仕組みを理解できると、なぜ二次燃焼の焚き火台がよいと言われるのか、納得するはず。一次燃焼の焚き火台を使う場合でも、火を育てるときに役立つ知識であることは間違いない。ぜひ自分に合った焚き火台を見つけて、それぞれのスタイルに合ったキャンプを楽しんでもらいたい。