3月に入ると春が待ちきれず、桜前線のことを考える人も多いであろう。今年の春は、関東屈指の桜見どころ、埼玉県幸手市の権現堂桜堤(ごんげんどうさくらつつみ)へ花見に行ってはどうだろうか。
ここは桜だけでなく菜の花もすばらしく、周辺を散策するだけでとても幸せな気持ちになれる。また、フォトスポットとしてもよく知られ、SNSでもよく紹介されるスポットだ。ただ、桜の見頃は短く機会を逃しやすいので、早めに計画を立てて出かけてみてほしい。
■関東屈指の桜の名所!「権現堂桜堤」
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権現堂桜堤は埼玉県幸手市の県営権現堂公園にある桜堤で、春になると約1000本のソメイヨシノが約1kmの堤に沿って咲き誇る。例年、満開の時期には桜のトンネルが作られる関東屈指の桜の名所である。また、桜堤の周辺には菜の花畑が広がり、桜のピンク色と菜の花の黄色とのコントラストが実に見事だ。
2024年は、3月20日(水)〜 4月7日(日)に「第91回 幸手桜まつり」が開催される予定。桜まつり期間中は日没よりライトアップも行われ、夜桜見物を楽しむことができる。さらに約100店舗の露店が出店し、さまざまなイベントが行われる。
ちなみに、本稿で紹介する写真は2021年3月29日に撮影したものなので、開花状況の参考にしてほしい。
■さあ桜堤を散策しよう!
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●桜堤の桜トンネルを歩く
まずは約1000本といわれる桜堤に咲き誇る桜のトンネルを歩いてみよう。満開の桜が風に揺れ、花びらが舞い散る美しい光景が広がっている。桜の芳香が漂い、歩く人々は美しさに歓声を上げながら、思い思いに花見を楽しんでいる。足元には散った花びらが彩りを添え、春の訪れを伝えている。権現堂桜堤の西端から東端までゆっくり花を見ながら歩いて約30分だ。
桜並木の隙間から見える葉の花畑もすばらしい。きっとフォトジェニックな場所が見つかるだろう。
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●菜の花畑に行ってみる
桜堤の隣には一面を黄色に染める菜の花畑が広がっている。菜の花に囲まれて多くの人に幸せな笑顔が満ちており、こちらまで幸せな気持ちになる。菜の花、桜、青空、そよ風などの調和が、日常を忘れさせ、心を解放させてくれる。思い思いのアングルから写真を撮るのも楽しみの一つだ。
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例年、桜と菜の花の見頃が一致するため、菜の花の黄色と桜のピンクのコントラストが美しい。菜の花畑からピンクの桜を入れた写真もすばらしい。
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菜の花畑には散策路があり、多くの人がベストアングルを探しながら散策している。
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