北アルプスや八ヶ岳など、日本が誇る広大な山々が広がる長野県。しかし、長野の魅力的な山は標高の高い山だけではない。長野県安曇野市にある里山「長峰山(ながみねやま)」&「光城山(ひかるじょうやま)」は標高1,000mに満たない低山でありながら、北アルプスを一望できるスポットとして年間を通して登山客に愛されている。
今回は松本駅から電車でアクセスし、長峰山と光城山を縦走した様子をレポートする。
■松本駅から15分乗車し「明科駅」からスタート

松本駅からJR篠ノ井線に乗車し約15分、明科駅(あかしなえき)で下車し、登山スタートだ。明科駅の近くにはコンビニもあるので、行動食や飲料水も忘れずに調達しておこう。線路を渡り、しばらくはコンクリートの車道を進もう。

■北アルプスを振り返りながら、気持ちのいい道を進んでいこう

線路を越えてからは民家の間を縫って坂道を上がっていく。少し休憩しようと立ち止まり後ろを振り返ると、目に飛び込んでくるのは北アルプスの山々だ。この光景で一気にテンションが上がるはず。雲龍寺(うんりゅうじ)の横からは本格的な登山道が始まるので、気を引き締めて進もう。

■木漏れ日が美しい樹林帯

しばらく登りが続いたあとは、よく整備され歩きやすい樹林帯の道が続く。途中何度か車道と登山道が交差するので、看板や道をよく確認して進もう。
長峰山は山頂まで車道が続いており、車で行く方も多い。この日登山道ですれ違った登山客は2組だけで、静かな里山をゆっくりと堪能できた。
