■ペース配分が重要な「展望園地」までの道のり

ゴーラ沢出合いから山頂までは急な登りが続く(撮影:山歩ヨウスケ)

 急な登りが続くが、樹林帯により日差しが遮られ、これから秋の季節には涼しさを感じながら歩ける。次の中継点である展望園地まではおよそ1時間、その間はずっと登りが続く。単調な道なので急いで疲れてしまわないよう、ペース配分を意識しながら進みたい。

急ではあるが、よく整備されている登山道(撮影:山歩ヨウスケ)

 山頂に近づくにつれ、階段が目立つようになる。斜面は相変わらず急なのだが、高さが低い階段で、一歩一歩を踏み出しやすく、非常に歩きやすい。展望園地を過ぎ、石棚山稜分岐あたりまでくると、急な斜面は終わる。

10月頃になると、あたりの木々は秋の気配を感じる(撮影:山歩ヨウスケ)

 斜面は緩やかになり、歩きやすい木道になる。標高が1,500mを超えたあたりから少しずつ木々が色づき始め、秋の訪れが感じられる。

■山頂まで3時間30分!  紅葉が楽しめる丹沢山地

山頂直下の木道。ここまでの急登を登った人だけが歩ける散歩道(撮影:山歩ヨウスケ)

 木道の登山道を過ぎると、山頂まではまた登りとなる。しかし、ここまでの登りと比較すると急ではないことと、階段の段差も低いので疲労感は感じずに歩けるだろう。

山頂の標識(撮影:山歩ヨウスケ)

 西丹沢ビジターセンターから約3時間30分、山頂に到着。山頂はスペースが広く、いくつかのベンチが設置されているので休憩もできる。

 もともと展望がいいところではないが、筆者が登った時はガスってしまい真っ白だった。下山は登ってきた道を下るが、時間に余裕のある人は1時間ほど行動時間が増えるが、「犬越路(いぬごえじ)」を経由し、西丹沢ビジターセンターまで下山する周回コースもある。

 丹沢山地はこれから本格的な紅葉のシーズンとなる。人の少ない西丹沢の山を紅葉を楽しみながら歩いてはどうだろうか。

●西丹沢ビジターセンター

住所:〒258-0201 神奈川県足柄上郡山北町中川

URL:http://www.kanagawa-park.or.jp/tanzawavc/index.html