⚫︎その4 お米炊きは「メスティン折り」「炊飯袋」を使う

車中泊でもお米を炊くことができる(撮影:平川ちあみ)

 白米をメスティンなどで炊くと、お米がこびりついて後処理が大変である。しかし「メスティン折り」を使えば、お米がこびりつかず、使った後は拭くだけでよい。1合サイズ・2合サイズがあり、手持ちのメスティンのサイズに合わせて購入する。すでに折り目がついているので、簡単に取り付けられる。

 「メスティン折り」のほかに「炊飯袋」も便利で簡単だ。お米を炊飯袋に入れて、沸騰したお湯に15〜20分入れておくだけでできあがるというもの。使い終わったらそのまま捨てられる。

⚫︎その5 食材を切るときは「まな板シート」を使う

「まな板シート」でまな板の汚れやにおいがなくなる(撮影:平川ちあみ)

 食材を切るまな板には汚れや匂いがついてしまう。使用後すぐに洗剤で洗わないと、汚れが染み付き菌が繁殖してしまう。だが「まな板シート」があれば、汚れや匂いがつく心配はない。まな板の上にまな板シートを敷いて食材を切るだけでよい。3m分で330円(税込)である。

⚫︎その6 最後に「アウトドア用ウエットシート」で拭く

食器拭き取り専用のウエットシート(撮影:平川ちあみ)

 食器やフライパンなど汚れがつかない対策をするが、最終的にはウエットティッシュで拭こう。お手拭き用のとは違い「アウトドア用ウエットシート」には除菌剤が使用されており、食器などの汚れを拭くのに特化した専用タイプだ。

■100均アイテムを活用し、車中泊でも料理を楽しもう 

 今回紹介をした100均アイテムを使うことで、洗い場がない車中泊でも料理を作り、楽しむことができる。
筆者が過去に4か月車中泊を続けたときは、これらのアイテムを愛用した。また車中泊だけでなく、キャンプでも洗い物の時短に繋がり、活躍してくれる。車中泊をしている人やこれから車中泊の予定がある人は、持っていて損はないので揃えておこう。