テレビやネット記事で「〇〇の海は世界一!」といった情報を目にする。しかし、口コミを調べてもあからさまによい評価しかなかったり、情報が曖昧なものも多く、実際のところどうなのかわからない人も多いはず。

 今回は、ダイビングが好きでアドバンスドオープンウォーターライセンス(※)を持つ筆者が、これまで潜った海の中でも、とくにおすすめのダイビングスポットを5つ紹介する。海外の方が透き通った透明度の高い海を想像する人も多いが、実際潜ってみると意外とイメージが変わるので、ぜひ参考にしてもらいたい。

※ 一番初級レベルの「オープンウォーターダイバーライセンス」のワンランク上のライセンス。オープンウォーターダイバーライセンスでは水深18mまで潜ることが可能だが、アドバンスドオープンウォーターライセンスの場合、水深30mまで潜ることが可能。

■おすすめ1 カンクン(メキシコ)

カンクンの海。まだ浅瀬の段階でこれから船で進んでいく(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 カリブ海に突き出した、メキシコ、グアテマラ、ベリーズの3国にまたがるユカタン半島にあるカンクン。カンクンの海には多くのセノーテ(洞窟)があり、巨大な鍾乳石と50m以上と言われる透明度の高さが自慢のダイビングスポットである。

 筆者がダイブした際にも数々のセノーテを見ることができた。カリブ海でしか見ることのできない固有種(クイーンエンジェルフィッシュや、ポークフィッシュなど)や、幻想的な水中美術館を楽しみたい人にもおすすめ。洞窟マニアにはたまらないダイビングスポットだ。

幻想的なカンクンのセノーテダイビングの様子 
カンクンの海に沈む、水中美術館

■おすすめ2 沖縄本島

隠れクマノミ。青の洞窟海底10mあたりで見られる光景だ(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 沖縄本島恩納村の真栄田岬には、「青の洞窟」と呼ばれるダイビングスポットがある。本島の海の中でも透明度が高く人気のスポットだが、風が強い日や波が荒い日には行くことができず、天候によりツアーなどが中止になることも多い場所である。

青の洞窟で遭遇したハリセンボン。威嚇すると、このように膨れ上がる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 沖縄本島の海はあまりきれいではないと言われがちだが、透明度の高さや海中の青さはすばらしく、めずらしい海の生物にも出会うことができる。

 国内で、透明度が高く神秘的な洞窟の様子を味わいたい人には一押しのスポットである。