⚫︎対策3 USB充電式扇風機(クリップタイプ)
車内で使うならコードレスのUSB充電式扇風機がおすすめ。クリップタイプになっているので、車の好きな場所に挟んで使用できて便利。
種類によってはバッテリーが24時間連続使用できるものもあり、一晩中涼しい風で眠ることが可能だ。もちろんモバイルバッテリーで充電もできる。
扇風機を設置する位置も重要だ。開けた窓の前に扇風機を設置し、車内に向けて回すようにしよう。熱の籠った車内より外気のほうが温度は低く、風もあるので外の空気を車内にも取り入れ少し涼しくなる。窓と扇風機をうまく活用し、空気の通り道を作り車内でも快適な環境を整えるのがポイントだ。
窓を開けての換気は大事だが、防犯面は気をつけよう。いつもドアのロックはしっかりかけ、RVパークやキャンプ場以外での車中泊の場合は窓を全開にせずにこういったアイテムを活用しよう。
⚫︎対策4 カーサイドタープで日陰を作る
周囲に太陽の日差しを遮る建物や木がない場合は、タープを使って日陰を作るのも一つの方法だ。
熱のこもった車内で過ごすよりも、テーブルや椅子を外に出し、タープを開いて風の通る日陰の下で過ごす方が涼しく、おすすめだ。
タープにも色々な種類があり、車の横に取り付けるロールタイプや、キャンプなどでも使われるオープンタープ式などがある。
日差しだけでなく、急な雨もしのげて、外で料理や食事などができるので使い勝手抜群だ。なお、タープを開くのがNGな場所もあるので、事前に利用施設で確認するようにしよう。
⚫︎対策5 窓、フロントガラスのサンシェード
夏場の一番の敵はやっぱり太陽。日中はなるべく車内に日光が入り込まないようにするのが大事。フロントガラスや後部窓にサンシェードを取り付けて、車内温度の上昇を抑えよう。日差しが入るのを抑止することで車内温度に違いが出るので夏場のマストアイテムだ。
ちなみにキャンピングカーの押し出し式窓には上から網戸、下からシェードが出てくるウィンドウコンビロールがついているタイプがある。窓を開けた状態で、風を入れ込みながら網戸で虫の侵入を防ぎ、同時にシェードで日差しも遮断する優れものだ。