■シャンプーシート&お風呂さぼりシート

身体を拭くための2種類のシート(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

●汗でべとついた身体の拭き取りに 

 身体を拭くためのウエットシートはシャンプーシートとお風呂さぼりシートの2つがある。どちらもせっけんの匂いが優しく香る。

シャンプーシートの大きさ比較(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 シャンプーシートは頭部の汚れに対応したウエットシートで、大きさは140mm×200mmと、今回紹介したウエットシートの中では除菌シートと並んで最小。大きさからすると、汗でべとついた頭髪を拭うような使い方となり、身体を拭うにはサイズが小さい。

 一方で、お風呂さぼりシートは、200mm×300mmの大判サイズ。手に取った感触もかなりの厚みを感じるため、身体を強めに拭き取るような使い方に適している。一度に使う枚数は髪の長さや身体の大きさにもよるが、多くても1人2枚あれば足りるだろう。

 この2つのシートが役に立つのは、シャワーや入浴施設のないキャンプ場に泊まったときや、車中泊のとき。ウエットシートで汗を拭き取ったあとは肌触りも良くなるほか、シートから漂うせっけんの香りが心地良い。汗をかきやすい夏場では、就寝前と起床後に使うのがおすすめだ。

お風呂さぼりシートとの大きさ比較(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

■用途に合ったウエットシートを選ぼう

 今回紹介したウエットシートは、それぞれ主成分が微妙に異なり、推奨されている用途が異なっている。例えば、アルコール(エタノール)30%配合のシートは肌に刺激が強いので、顔などの敏感な部分を拭くのには適していない。手先を拭く用途に特化されている。

 シャンプーシートとお風呂さぼりシートはアルコールの刺激が弱く、香料やメントール成分が配合されているので、身体の拭き取りに適している。アウトドア用ウエットシートはエタノールの他に除菌剤が配合されており、パッケージ裏面に「身体に使わないように」と記されているので、身体以外の拭き取りが推奨されている。

 いずれもダイソーで税込み110円で購入できる。一度のキャンプで1セット持って行けば十分で、キャンプ参加人数によっては複数回持って行くことも可能だ。それぞれのシートの特徴と向き不向きを理解して、シーンによって適切に使い分けをしよう。