■アースバッグ工法とは
「ステイサナウ」で取り入れられたアースバッグ工法とは、土や粘土をネット状の袋に入れて叩き積み上げていく、イランの古代中東建築をヒントにした斬新な建築技術です。壁の厚みは約30cmで、大変蓄熱性が高く長時間遠赤外線効果を保ちます。さらに、曲線的な空間はロウリュ後の蒸気の巡りが良く、漆喰に包まれた空間は浄化作用にも優れています。
このアースバッグ工法を使って、「ステイサナウ」のサウナ室、水風呂、外壁が建てられました。長野県で初めてアースバッグサウナを導入したのは「ステイサナウ」です。
■初のアースバッグサウナを体験!
まずはじめに「ぽんぽこの湯」でお支払いを済ませ、「ステイサナウ」へ移動します。シャワー付きの更衣室は2つあるので、男女別やカップル別など自由に使用が可能です。それぞれ趣の異なる素敵なシャワー室は、とっても清潔でアメニティも充実していました。シャワーで汗を流し、水着に着替え早速サウナ室へ!
柔らかい三角のフォルムが可愛らしいサウナ室に入ると、壁や座面、床に至るまで真っ白で、かまくらにいるような不思議な安心感があります。温度は80℃前後で、天井にはかっこいい鳳凰が描かれています。
座面の温度は高いですが、お尻の下に敷くマットがふわふわで厚みがあるので快適です。足元にはすのこが敷いてあり、足の裏がアツアツになることもありません。