■火災例も!  テント内での蚊取り線香はNG! 

 昔ながらの蚊取り線香も、アウトドアでよく使われるアイテムの一つ。ハーブの香りや、長時間タイプなど種類も豊富だが、火災にはくれぐれも注意したい。

 就寝時に化繊の寝袋に着火して火事になった事例もあり、テント内での使用は絶対に禁止だ。

寝袋など化繊のものは燃えやすいので、テント内での蚊取り線香はNG!(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 上記のNG例は、すでに守っている人が大半かと思うが、もし知らなかったり間違えた使い方をしている人がいるなら、今後は気をつけてほしい。

■人体や環境にやさしい虫除けグッズの効果は?

人体や環境にやさしい虫除けアイテム(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 最後に、人体にも環境にもやさしい虫除けグッズを2点紹介したい。まずはハッカ油を使った自作スプレー。自然由来の成分で子どもに使っても安心。

 防虫だけでなく、消臭効果もあり、シュッと吹きかけると爽やかなミントの匂いとヒンヤリ効果でリフレッシュもできる。

 トンボの模型は帽子につけたり、テントサイトにぶら下げて使用する。筆者がキャンプ時にタープにぶら下げていると、アブがUターンしていくのを目撃。一定の効果があると考えられる。

 これから梅雨〜夏本番を迎え、虫たちの活動もさらに活発になってくる。市販の虫除けアイテムと併用して、虫除けグッズもぜひ試してみてはいかがだろうか。