■サウナの中で使うもの(あると便利なアイテム)

<ストーブ周りの便利なアイテムいろいろ>

 薪に着火する上で便利なのがガストーチバーナー。ストーブの扉を開けて薪を入れたりする時には、耐熱グローブと火バサミがあるといい。サウナ終了時には、灰かきスコップで燃えてる薪を出し、消化壺や蓋付きペール缶などで消火すると撤収も早くできる。

<温度管理に便利なアイテム>

 やっぱり温湿度計は入れたいところ。個人的には、温度を一旦120℃まで上げ、換気多めでフレッシュエアーを入れて、90℃あたりでロウリュを楽しむのが好みである。川の温度を測るための水温計もあるといい。僕は15℃くらいの水温の川が大好物だ。

<熱から頭とお尻を守るアイテム>

 髪を熱から守り、のぼせずに長く入るためにはサウナハットを。また、サウナベンチは熱々になることがあるので、タオル地やウレタンのサウナマットを持っていくと安心だ。

Newieの柿渋サウナハットZERO。独自の二重構造で耐熱性が高い

<熱波と香りを楽しむアイテム>

  ロウリュ後の熱波を楽しむには、うちわがあるといい。紙製はすぐダメになるので、CAPTAIN STAGのプラ製アウトドアうちわが便利。白樺などの枝葉を束ねたヴィヒタを用意すれば、香りとともにウィスキングも楽しむことができる。

■サウナの外で使うアイテム

別名「人をダメにするチェア(笑)」一度寝転んだら離れられないほど気持ちいい

<リクライニングチェア>

 外気浴時にととのうためには欠かせないアイテム。王道でいえば、Colemanのインフィニティチェアが人気だ。他にも自立型のハンモックや、エアー注入式のソファなども独特の浮遊感があって気持ちがいい。

 晴れて気候が良い時なんかは、川原にダイレクトに寝転ぶのもおすすめだ。

自動で空気が入るNewieのワンタッチ・エアソファー。スマホの充電も可能だ

<タオルポンチョ>

 夏以外の季節、これがあるとないとじゃ外気浴の気持ち良さが断然違ってくる。フードをすっぽりかぶれば、深いととのいの世界に没入できるのもいい。

■まず試してみたい人はテントサウナイベントに参加しよう

 基本的なものから、あると便利なものを挙げたが、ここにないものでも追求すればキリがないのもテントサウナの魅力。自分の好みや快適性に拘って、自分だけの“サウナセッティング”を作り上げるのも楽しいものだ。

 でも、いきなり全部買うのは不安だって人は、一度テントサウナの体験イベントに参加して体感してみるのもいいだろう。今は日本各地でいろんな体験イベントをやるところも増えてきている。僕も岐阜県山県市の神崎川で開催しているので、興味ある人はインスタグラムの神崎川サウナ(@kanzakigawasauna)で情報をチェックしてみてほしい。