安全登山の第一歩は、登山計画を立てること。無理のない登山計画であれば、道迷いや準備不足による山行のトラブルを回避できる。しかし、登山計画を立てたことがない人にとっては、難しく感じることもあるだろう。
また、山は実際に登ってみないとわからない点があるのも事実。そこで、ソロ登山で何度も登山計画を立ててきた筆者が「登山計画の立て方のコツ」を解説する。登山計画を立ててトラブルを未然に防ぎ、登山を楽しもう。
■登山計画の立て方
登山計画を立てる手順は以下の通り。
手順1.登る山、コースを決める
手順2.コース情報をもとに工程表を作る
手順3.登山口までのアクセス方法を調べる
手順4.登山道の情報を調べる
手順5.登山届を作成・提出する
詳しく紹介する。
●手順1. 登る山、コースを決める
登れる山かどうかは、以前登った山と比較したり、難所の有無を調べると判断しやすい。自身のレベル、体力に合わせて選ぼう。
●手順2. コース情報をもとに工程表を作る
登る山が決まったら、コースの情報について調べ、行程表を作る。歩行距離や歩行時間、休憩時間を加味するのがポイントだ。YAMAPやヤマレコのアプリを使うと、簡単に作れるので試してみてほしい。
●手順3. 登山口までのアクセス方法を調べる
登山口までの行き方や移動時間を調べ、工程表に組み込む。「早出早着」を心がけ、時間にゆとりのある計画を立てるようにしよう。
●手順4. 登山道の情報を調べる
分岐地点や目印となる地点について調べる。実際に歩くときに現在地を把握しやすく、分岐地点の進路も間違えづらくなる。また、登山道に注意ポイントがあるかどうかも調べておくとよいだろう。
●手順5. 登山届を作成・提出する
登山計画を立てたら、登山届を提出しよう。登山届の提出先は登山ポストもしくは警察署。警察署へは、電子メールや郵送、FAXなどで提出する。
近年では、CompassやYAMAPなどのアプリでも提出できるようになっている。もしも遭難した際には、登山届をもとに捜索されるため、忘れずに。