■朝10時台でも満席のカウンター、甘辛い鶏肉が載った小倉の名物「かしわうどん」

11時前という昼食には早い時間にもかかわらず、常連や観光客の姿で席はいっぱい。食券を買って待つ(撮影:ブラボーマウンテン編集部)
名物のかしわうどんと、お持ち帰り用の袋入りかしわうどんを購入(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 ホームに到着したのは、11時前と昼食には少し早い時間だったが、常連客や観光客で店のカウンターはすでに満席。食券機を眺めながら待つことに。名物のかしわうどんと、お持ち帰り用の袋入りかしわうどんの券を購入。

※2023年2月1日より価格改正、かしわうどん400円から450円、かしわそば420円から470円へ変更。(お持ち帰り商品は、今後価格改定の予定あり) 

次から次へとやってくる客を、気持ちよくさばいていく店員さん(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 カウンターが空いたので、食券を渡す。客を次から次へと気持ちよくさばいていく店員さんによって、あっという間にうどんが運ばれてきた。

細かく切って甘辛く煮たかしわ(鶏肉)がたっぷりのった「かしわうどん」(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 こちらの地方で「かしわ」といえば、鶏肉を細かく切って、甘辛く煮付けたもので、一番人気のうどんのトッピングだ。

 この店のかしわは、他の店と比べても、かなり細かく刻まれ、ほろほろに煮込まれており、いい具合に麺と絡むのが特徴。かしわの甘辛さと一体になった出汁も絶品だ。長年愛されてきた理由がわかる。汁までしっかり味わい、ごちそうさまでした、と店を後にした。

タイミング次第では、メタリックブルーの車体が人気の「特急ソニック」を眺めながら、うどんを食べられる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)