極楽寺コースの登りのコースタイムは1時間45分だが、今回は初めて登山に挑戦する従妹とゆっくり楽しみながら2時間10分ほど歩いて山頂へ。

山頂では木造の鳥居と石造の宝篋印塔が出迎えてくれる

 山頂には大きな鳥居が建てられているが、社殿や祠は見当たらない。その代わりに宝篋印塔と呼ばれる塔が建てられている。宝篋印塔は鎌倉時代にお経を納められており、後に墓塔・供養塔として使われ、茨城県の指定文化財に登録されている。

 宝篋山の歴史に少し触れた後、山頂からあたりを見渡せば、筑波山や霞ヶ浦、関東平野を望める360度パノラマが楽しめる。あいにく筆者が登った日は曇りだったが、それでも冬の澄んだ空気のおかげで絶景を楽しめた。

山頂から眺める筑波山と関東平野

 山頂にはベンチやテーブルが多く整備されているので、ここで休憩しランチを楽しむのも良さそうだ。

寒い中食べる温かい山ご飯は格別である