■タウンユースにも使いやすいデザイン「THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VII 」

軽量ながらも高い機能性を誇る「THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VII 」(撮影:仲地宏樹)

 人気アウトドアメーカー「THE NORTH FACE」の「ヌプシ」シリーズ。筆者が過去に5年愛用したモデルだ。

 中綿にはサーモライトを使用し非常に軽く、高い保温性を誇る優秀なウィンターブーツ。防水機能もあり、多少の雨なら弾ける。

 丈は3種類あり、通常モデルのほか、ショート丈とトール丈がある。ショート丈は脱ぎ履きしやすく、トール丈は雪が深い場所でも安心だ。丈の長さは使用するシーンに合わせてセレクトしよう。

新品の「THE NORTH FACE ヌプシ ブーティ ウォータープルーフ VII 」中綿がモコモコで生地にハリがある(撮影:仲地宏樹)

 以前、札幌や仙台での旅行に使ったが、足先までしっかり暖かく軽いため、全く疲れなかった。

 ウィンターブーツはどうしても機能を優先するあまり、ゴツいデザインのものが多い。足先まで暖かく、かつ旅先でもおしゃれな服装に合わせやすいウィンターブーツがよい! という方には、この「ヌプシ」シリーズがぴったりだ。

愛用していた古いモデルのソール。削れてグリップ力が落ちている(撮影:仲地宏樹)
最新モデルのソール。大きく変更されており、グリップ力がアップ(撮影:仲地宏樹)

 買い替える際に店頭でチェックして気づいたが、最新のブーツはソールが進化しており、グリップ力がアップしている。滑りにくいソールは、スノーブーツを選ぶうえでとても重要なポイントなので忘れずにチェックしよう。

■ちょっとした雪道やアウトドアシーンに最適「ワークマン ウィンターLIGHTブーツ」

すっきりしたシルエットの「ワークマン ウィンターLIGHTブーツ」(撮影:仲地宏樹)

 ワークマンのウィンターブーツで、特にシルエットがスッキリしてかっこよかったのがこのブーツ。

 耐風性に優れ、インソールにはボア素材を採用しているので足裏までしっかり暖かい。生地には撥水機能が施されており、多機能でありながら2900円というコスパが魅力的で、ウィンターブーツ入門用として最適なアイテムだ。

ロゴは同色を使用し、あまり目立たない(撮影:仲地宏樹)

 高コスパアイテムのため、アウトドアシーンなどでも汚れなどを気にせずガンガン使えるところもよい。

 「ヌプシ」シリーズよりもさらに軽く、履き口の広い設計のためロングブーツだが脱ぎ履きがしやすい。冬キャンプ用としてだけ使うつもりだったが、スノーボード後に履き替える用のサブブーツとしても活躍している。

ソールのグリップ力は本格的なウィンターブーツと比較すると、少し劣る印象(撮影:仲地宏樹)

 ソールのグリップ力は本格的なウィンターブーツには劣る印象だが、雪の少ない地域や時期での旅行だったり、使用頻度が極端に少ないのならば、高コスパな「ワークマン ウィンターLIGHTブーツ」が最適だ。

 冬の北海道へ普段履いている靴で訪れてしまうと、転倒の危険性はもちろん、雪が靴の中に入ってきたり、溶けた雪で靴が濡れ、足元が冷えてしまうこともある。

 ウィンターブーツで快適な足元を確保し、北海道旅行を楽しもう!