■ポイント3:JRやバスの運休も視野に入れる

視界が悪くなるほどの大雪が降ると、運行ダイヤが乱れる日も

 冬の北海道を観光するうえで、注意すべきなのが「大雪による交通機関の乱れ」だ。昨冬の大雪で、飛行機やJR、バスなども運休が続いたことが記憶に残っている方も多いと思うが、JR北海道によると、昨年度の大雪の被害を受け、今シーズンの冬は最終便の計画運休の実施を決定。

 2023年1月7日(土)~ 2月26日(日)の毎週土・日に早朝や最終便の運休があるので注意が必要だ。

(参照:除雪作業時間確保に伴う一部列車の運休についてhttps://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/unkou/pdf/josetsu.pdf

■バスの遅れには特に注意

 冬の交通機関の遅れは日常的なもの。特に路面状況や事故に左右されやすいバスは要注意。5〜10分程度の遅れはよくあることで、それ以上の遅延情報なども入手しにくく、旅先で不安な思いをする可能性も。

 このような事態に巻き込まれることを想定し、冬の札幌では時間に余裕のある行動を心がけよう。場合によっては交通機関のホームページで「運休や遅れの可能性がある」と告知されることも。念には念を入れ、JRやバスが運休した場合の別ルートも確認しておくと安心だ。

雪に包まれると視界も悪くなるので注意が必要(撮影:山崎 舞)

 冬の札幌で快適に過ごすためには、準備が重要。防寒方法や現地の状況把握を行ない、寒さも雪道も旅の思い出として楽しもう。今回紹介した情報をチェックしながら、ぜひ冬の札幌を満喫してほしい。

 

※この記事の情報は2022年12月現在のものです。内容が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPでご確認ください。