石垣島と言えば、おそらく皆さんの脳裏に浮かぶものは青い空ときれいな海だろう。それは夏に楽しむものであり、すなわち石垣島も夏にしか楽しめないというイメージを持っている方も多いのではないだろうか。

 そのイメージ、実は非常にもったいない! 冬の石垣島もとても魅力的なのである。いや、あえて言わせてもらえば、冬こそ石垣島を余すことなく楽しめてしまうと断言しよう。

■冬の石垣島は旅行費用が安い

石垣島への直行便は、冬は夏より少ない(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 まずは旅行にかかる費用のお話。冬の石垣島はオフシーズンのため、比較的お安く旅行に行けてしまう場合が多い。

 同じ旅行会社で調べてみても(東京~石垣島3泊4日レンタカー付の旅行パックで比較)、8月のシーズン真っ盛りの時期であれば、77,000~179,000円程のお値段のところ、2月であれば、48,000~55,000円程までお安く行けてしまう。

 その差は最大131,000円。ハイシーズンの半額以下のお値段で行けてしまうのである。

■不思議な魅力にどんどんハマる「石垣やいま村」

石垣やいま村は石垣空港から車で25分、石垣港からは車で20分ほど(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 石垣やいま村は、沖縄の原風景を再現したテーマパークであり、名蔵ドライブイン(入場無料)も併設されている施設。やいま村の魅力を一言でまとめると、都会でせこせこと時間を気にしていることを忘れてしまいそうになるくらいゆるいところだ。

 その中でも特筆しておかねばならないのが、やいま村内部の牧志邸で行われる島唄ライブに登場する演者の「名物おばぁ」の存在である。冬においてもその魅力は全く変わらない。いや、むしろ暑すぎずに元気なおばぁが見られる分、お得だ。

写真が大好きという名物おばぁ。太鼓には「好きに叩いてください」の張り紙(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 もうとにかく面白くて可愛らしい。ここまで自分を貫くパフォーマーは中々いない。曲順を間違えたりしても全然気にしない。

 そして、やいま村の最大の売りは何と言ってもリスザルと触れ合えてしまうところだ。

リスザルの大きさはおよそ30cmほど(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 めちゃくちゃ可愛い。なんだ、この子たち。すごく人懐っこくて勝手に身体を登ってきたりすることもあるらしい。天気が悪くても、このように可愛らしく雨宿りする様子を間近で見ることができる。

●石垣やいま村

住所:沖縄県石垣市名蔵967‐1
電話:0980‐82‐8798
入館料:大人(中学生以上)1000円、子供(3歳以上小学生以下)500円
団体割引(大人15名様以上)大人800円、子供450円

URL:https://www.yaimamura.com/