冬キャンプの天敵である「底冷え」。対策を怠ると、寒さのあまり夜中に何度も目を覚ますことになる。寝不足で翌日を迎えると、せっかくのキャンプも台無しだ。

 万全な対策をしようと、銀マットを何枚も敷いたり高価なマットを購入したり、といった経験はないだろうか?  決して間違いではないのだが、大事なことは正しく効果的に底冷え対策をすること。

 今回は、100円ショップ「ダイソー」のグッズで、コスパ抜群の「底冷え対策」を紹介する。

■レジャーシート

収納用バンドには持ち手も付いているため、持ち運びも便利(撮影:沖野隆)

 まず、一番下に「レジャーシート」を敷く。

長さ180cm 幅120cmのため、大人でも十分なサイズ(撮影:沖野隆)

 それほど厚みはないが、幅が120cmあるため、半分に折っても一人なら十分なサイズ。半分に折ることで倍の厚みになり、断熱性が上がり地面からの冷気を遮断してくれる。

 この際、アルミ面を上にすることで、体からの熱を反射し暖かい空気を逃さない。

 気温の低下が予想される日は、2枚重ねることでより効果を上げている。1枚550円(税込)と、ダイソーの中ではやや高価ではあるが、性能を考えれば納得だ。

■CAMPING KIT レジャーマット

コンパクトな収納に加え、重量は約200gと軽量なところも魅力(撮影:沖野隆)

 続いて、クッション性に優れた「CAMIPNG KIT レジャーマット」を敷く。

「レジャーシート」の上に「CAMIPNG KIT レジャーマット」を重ねた状態(撮影:沖野隆)

 断熱性もあがり、地面の凹凸からも守ってくれる。そのため、冷気から守られるだけでなく、寝心地も格段によくなる。

 あとは、お持ちのインフレーターマットやエアマットを敷けば、寝床は完成。

 こちらも、1枚550円(税込)とダイソーの商品の中では高価だが、アウトドアメーカーのキャンプマットに比べると、はるかに安い。夏のキャンプであれば、このレジャーマット一枚で十分対応できる。