■目的に応じてアイテムを追加しよう

バンキャンプの荷物もミニマルで、大人1人が広々寝られるスペースが確保できる(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 バンキャンプは車内で寝るため、テントを使わずに少ない荷物でキャンプできるのが魅力の1つだ。その際は食材をクーラーボックスに入れ、七輪、木炭、まな板や包丁などの調理道具をカゴに入れて準備している。

 キャンプとなると荷物が増えるため、必然的に収納用のカゴの量が増えてしまうデメリットがある。しかし、用途別にカゴを分けて収納しておくと、必要なものをすぐに見つけやすくなるメリットも。

■荷物を減らし、車内をスッキリさせるためのポイント

荷物をミニマルにするとバンキャンプでは、ほとんどをキャンプ用品が占める(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 筆者の軽キャンは車内の天井空間に収納棚があるため、スッキリした印象に見えるが、直前に準備するものはカゴに入れて収納している。

 収納場所がなかったり、少ない場合には、少し大きめのトートバッグなどに入れるとよい。バッグならバラけずに車内に置くことができ、寝る際は前座席に移動するだけでベッドを作る手間が省けて便利だ。

●複数の用途で使用できるアイテムが大活躍

 子どもと共に長時間のバントリップをする筆者は、スマホスタンドが大活躍。走行中以外にも、家族で映画を見る際に、画面は小さいがプロジェクターを使わずに楽しめる。また、ランタンや車内灯の代わりにスマホのライト機能で作業をする際にも便利だ。

 お風呂セットとお皿洗い用の洗剤にココナッツ洗剤を使用。ココナッツ特有の匂いもなく、真夏や真冬に車内に常備していても問題なく使える。地球に優しく、身体やお皿、流れていく水までも綺麗にしてくれる優れものだ。

 タンブラーは飲み物を入れるのはもちろん、夏はアイスを買った際のカップ代わりに、冬はスープジャーとして使っている。

 ハンガーは服を掛けるだけでなく、連泊時のお風呂などで濡れたタオルを掛けておくと臭いが出る要因を避けられる。あえてタオルを濡らして干すと、冬の乾燥防止のためにも使える。