8月6日にテレビ東京『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』で放送された、北海道硫黄山~野付半島の旅。屈斜路湖、摩周湖など北海道を代表するスポットを巡ったこのコース。今回は、前半部分で放送された硫黄山、砂湯、摩周湖周辺を放送後に訪れた様子を紹介する。

■地面から湯気が沸き立つ「硫黄山」

地面には地熱が伝わり、100℃近いお湯が湧き出す場所もある(撮影:菅沼とわこ
​硫黄山の駐車場横に建つ「硫黄山レストハウス」(撮影:菅沼とわこ

 スタート地点として紹介された「硫黄山」。駐車場の目の前に山肌が削られ、地面から湯気が沸き立つ硫黄山が姿を現す。風向きにもよるが、思ったほど周辺に強い硫黄臭はない。

 火山ガスにより危険な区域にはロープがかけられており、立ち入り禁止となっているが、その手前でも、ポコポコと温泉が湧き出すところや、周辺の岩が硫黄で淡黄に染まっている様子が見られる。

 湧き出た温泉は100℃と熱湯のため、触れるのは大変危険。また周りから吹き出す蒸気も高温のため、近づき過ぎないよう注意が必要だ。温泉や蒸気が湧き出る箇所の付近の地面は、地熱で岩盤浴のように温められており、地面に触れているだけでこの地のエネルギーを感じられる。

 硫黄山の駐車場横「硫黄山レストハウス」では軽食をとることができる。カットされたメロンがみずみずしく、とてもおいしい。地下には硫黄山噴火時のシェルターが完備されており、いざというときも安心だ。

●硫黄山

・住所:北海道川上郡弟子屈町川湯

・ホームページURL https://www.masyuko.or.jp/introduce/iouzan/
 ※営業日時はホームページよりご確認ください。