■トラブル発生! バッテリー残量0に

 今回の車中泊では、電源付きRVパークを利用した。到着後、外部電源と車体をコードでつなぎ、夕飯後の時間を過ごしているときだった。よく見ると減るはずのないバッテリー残量がどんどん減っているではないか。コード接続の誤りかと思い、チェックしたが問題なさそうだ。そうこうしているうちに、バッテリー残量はついに0に。

 テレビが消え、冷蔵庫もOFFに。エンジンを始動させればバッテリーは充電されると説明を受けたが、RVパークはアイドリング禁止だ。また、すでにお酒も入っており、運転もできない状況で、まさに八方塞がり。

 結局、その日は外気温5℃以下の中、暖房をつけず寝袋だけでしのいだ。朝方にはすっかり体も冷え切ってしまった。

車体本体と外部電源をつないだ様子。ここに問題があった(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 後でわかったことだが、バッテリーに電気が供給されなかった原因は、外部電源とつなぐコード。車体に収納されていたものが断線しており、使用を試みた時には既に給電されない状態にあった。今回のような経験をしないために、ベストは出発前に確実に給電されるか確認をすること。それが難しい場合は、予備のコードを積むことをおすすめする。

■バンコンで快適な車中泊を

 今回の1泊2日の車中泊で使用した「バンコン」は、快適に車中泊での時間を過ごす設備が整っており、また車両サイズも普段使いも視野に入る大きさであった。ぜひ一度バンコンでの車中泊を経験してみてほしい。いつものキャンプとは違ったアウトドアライフを楽しめるはずだ。