バーベキューをよりオシャレに楽しむアイテムとして注目されている溶岩プレート。興味はあっても実際の使用感がイメージできず、購入を足踏みしている人もいるだろう。

 今回は溶岩プレートを初めて使う手順から、実際に食材を焼いた様子まで紹介する。

■溶岩プレートを使う前にやること

自然乾燥は時間がかかるので注意。油はキッチンペーパーなどを使って塗る(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 今回は、15cm四方の1人用サイズを使用する。このサイズであれば、2000円から4000円程度で購入できる。新品の溶岩プレートは、まず表面の細かい石を水洗いして流して、ゆっくり乾燥させよう。

 乾いた後で食用の油を表面に塗ってよくなじませると、食材が溶岩プレートに焼き付くことを防げる。ここまでの手順は、キャンプなどで使用する前に自宅などで終わらせておこう。

■実際に食材を焼いてみる

溶岩プレートに使うシングルバーナーは分離型がおすすめ(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 溶岩プレートも鉄板などと同じく、調理を始める前によく熱する必要がある。厚みがあるためか、温まるまでには少々時間を要した。火力にもよるだろうが、5分少々はかかると思っておこう。長時間の加熱となるので、ガス缶の温度上昇による事故を防ぐ観点から、シングルバーナーは分離型の使用をおすすめする。

■鶏もも肉

ふっくらジューシーに焼き上がった鶏もも肉(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 はじめに鶏もも肉を焼いていく。肉が焼けるときの食欲をそそる音が、溶岩プレートからも出ていた。厚めの肉なのでじっくりと焼いていく。

 火が通った頃合いでプレートから上げて実食。遠赤外線効果によるふっくらとした焼き上がりは炭火焼きを連想させるが、煙の匂いがしないので食材の味がより際立った印象だ。

■牛ステーキ肉

肩ロースの赤身肉も歯触りやわらか(撮影:ブラボーマウンテン編集部)

 続いて牛の肩ロース肉を焼いていく。鶏肉でも感じたが、溶岩の上に食材が乗っている様はとてもオシャレで、高級感すら覚えさせる。こちらも鶏肉と同様に、ふっくら柔らかい焼き上がりとなった。