■3. 電源サイトで暖房器具を使用する

テント内で暖房器具を使用する場合は、しっかり換気をしよう(撮影:田芝也友)

 標高の高いキャンプサイトでは市街地と比べ、より寒暖差が激しいことがある。標高が100m上がると気温が0.6度下がることを覚えておこう。

 特に寒いのが苦手な場合、電源付きのサイトを選んで暖房器具を準備しておこう。小型で使い勝手のいい電気ストーブやヒーター、ホットカーペットなど電源があれば、防寒対策の幅がグッと広がるので、寒さの不安を抱えずにキャンプを楽しめる。

■4. 焚き火を囲む

就寝前には鎮火できるように、薪の追加には気を付けること(撮影:田芝也友)

 焚き火も防寒対策にはうってつけだ。暖かくなるのはもちろんのこと、焚き火を囲んでの談笑はキャンプの醍醐味といっても過言ではない。

 注意しておきたいのは、風が強い日に焚き火をすると、火の粉が服やテントに舞ってしまい、穴が開くことがある。焚き火台は風向きや強さを考慮して、設置しよう。