■ヴェイパラックス

軍隊でも使用されるヴェイパラックスのランタン(撮影:堀田篤史)

 1台ずつ丁寧なハンドメイド品のランタンを送り出し続ける1912年から続くブランド。燃料は低コストで安全、しかも入手しやすい灯油。構造がシンプルなので故障が少なく、数十年以上も使われていることも多い。現在は韓国製になっているが元々はイギリス製。イギリス製はヴィンテージで人気が高く、レアなものは高額で取引されている。

■デイツ

オイルランタンの雰囲気は抜群(撮影:堀田篤史)

 1840年に照明器具メーカーとしてニューヨークで創業。ハリケーンランタンといえば、デイツというぐらい有名でフェアハンドと同じぐらいの人気。サイズが豊富で現在は9サイズを展開しており、カラーもたくさんある。真鍮をまとったモデルもあり高級感があり、サイトの雰囲気をグッと上げてくれるだろう。

■マナスル

所有欲を満たしてくれるマナスルのストーブ(撮影:堀田篤史)

 第一次登山ブームから半世紀以上にわたり生産を続けている国産灯油ストーブブランド。ブラス製のストーブは圧倒的な存在感があり、SNSで映えることで人気が高まり現在は品薄状態が続いている。使い込むほど風合いが増すことで、愛着が湧いてくるストーブ。

■スナグパック

スナグパックといえば寝袋(撮影:堀田篤史)

 世界各国の軍隊で採用されるほど、本格的で耐久性に優れた製品を展開している。寝袋とウェアが中心のラインナップだが、テントやタープも販売している。カラーとデザインが軍隊で使用されていることもあり無骨。無骨キャンパーを目指すなら持っておきたいブランドの1つ。